子どもたちが健やかに育つことができる環境づくりについて考える「青少年健全育成市民集会」が１８日、京都府亀岡市安町の市役所市民ホールで開かれた。市内の中学生によるスピーチや、講演が行われ、参加者たちが非行や児童虐待を地域の大人たちによって防いでいく手だてを探った。

　市内各地の青少年育成協議会など２１団体で構成する同市青少年育成地域活動協議会が毎年開いている。今回は地域住民や保護者、教員など約１５０人が参加した。

　育親中３年の岡下奈央さんと南桑中３年の浦野真理捺さんがスピーチした。岡下さんは両親の離婚・再婚を経験しながら家族のぬくもりを感じている生活について話し、児童虐待など家庭内の事件が目立つ中で、「将来は、虐待を受けた子どもの里親になり、家庭の温かさを伝えたい」と夢を語った。

　その後、大阪府高槻市立第一中の米津俊司校長が講演した。いじめなどから不登校になる子どもたちの現状を報告したほか、幼児期の教育の重要性を強調。自分自身の価値を見いだせる力を養う大切さなどを説いた。

2007/2/18 京都新聞

　親が家にいないのが全てに対して悪影響でしょうね。
悪いコトし放題だもの。