いしだ壱成（３２）の前妻で、元タレントの三宅恵美さん（２９）との“できちゃった婚”を告白した人気俳優の谷原章介（３４）。恵美さんの連れ子となる３歳の男の子を含め、突然２児のパパになってしまった。１６日の会見では、「順番を間違えてすみません！」と頭を下げたが、今後の活動に与える影響はどうか。

　谷原は、９２年ファッションモデルとしてデビューし、俳優業に進出。いしだ壱成の兄役を演じた「未成年」（９５年）でドラマデビューを果たし、実績を積んできた。

　特に最近の活躍は目覚ましく、２００５年の「ごくせん」から現在放送中の「エラいところに嫁いでしまった」まで各局連続ドラマに９クール（２年３カ月）連続出演中。

　「すっかり、王子様キャラを確立したことが奏功した。さらに、機転の利いたトークも評価され、今月から人気情報番組『王様のブランチ』（ＴＢＳ系）の司会にも抜擢されている」（テレビ誌編集者）

　そんな矢先の“でき婚”。ファンもヤキモキして、谷原のホームページには、悲鳴も書き込まれるほど。だが、ベテラン芸能リポーターの前田忠明氏は、こうアドバイスする。

　「彼は出演が増えているとはいえ、まだ二番手俳優。会見でも分かったように、とても潔く男らしい。これを機に、汚れ役やアクションなど、いろいろな役に挑戦したらいい。主役クラスを狙ってはどうか。たとえば、渡辺謙さんはどう？」

　そのココロは、渡辺が、芸能人（辻仁成）の前夫と別れた妻（南果歩）が、“アゲマン”となって、かえって人気、実力とも増した好例ということ。確かに、ただのイケメンよりも、波乱を切り抜けた男の方が、演技に味が出そうだ。

ZAKZAK 2007/01/17

　なんか、狭い世界で生きてるんですね。芸能人て。