女性客に睡眠薬を飲ませて拉致し、乱暴したとして、強盗強姦（ごうかん）と逮捕監禁の罪に問われたステーキチェーン「ペッパーランチ」心斎橋店＝事件後に閉店＝の元店長（２５）と元店員（２５）の公判が８日、大阪地裁（杉田宗久裁判長）であり、検察側はいずれも懲役１０年を求刑した。判決は９月２６日。

　論告で検察側は「ことばにするのもはばかられるほど陰湿、執拗（しつよう）で猟奇的な犯行だ」と指弾。「誰でも安心して入ることができるチェーン店で襲われた女性の恐怖、不安、屈辱は察するにあまりある」と指摘した。

　弁護側も最終弁論で「人間が果たしてこんなことができるだろうかという犯行」と異常性に言及した。

　起訴状によると、元店長らは、５月９日午前零時２０分ごろ、大阪市中央区の同店に１人で来店した２０代の女性にスタンガンを突き付けて暴行し、現金約５万５０００円入りの財布などを奪い取った。

　さらに睡眠薬を飲ませ、車に乗せて大阪府泉佐野市の車庫に連れて行き、乱暴。車庫に放置された女性は自力で脱出し、住民に助けられた。

ZAKZAK 2007/08/08

　とんでもないですよね。