与党の有志議員でつくる「日中関係を発展させる議員の会」の二階俊博自民党総務会長らが８日午後、中国・四川大地震で被災した四川省成都に入り、企業などから募ったテント３００張りをはじめ、食料品、学用品などの救援物資を省当局者に引き渡した。

　二階氏らはこの後、四川省の共産党幹部とも会談し胡錦濤国家主席にあてた福田康夫首相の親書を渡したほか、日本の国際緊急援助隊医療チームが被災者治療に当たった四川大学華西病院を視察し、入院中の被災者を激励した。

　一行は計１５人で、自民党からは二階氏のほか武部勤元幹事長ら、公明党からは田端正広衆院議員らが参加。全日空が無償提供したチャーター機で羽田空港から成都入りした。８日夜に帰国。

共同通信

選挙のアピールにしか見えないんだけど気のせい？

　Ｂ型肝炎訴訟の東京弁護団は２１日、関東の１都８県に住む患者向けの電話相談を５月３１日と６月１日に実施すると発表した。

　３１日は午前１０時から午後５時まで、１日は午前１０時から午後３時まで、弁護士約１０人が相談を受ける。

　６月２１日午後２時から、東京都千代田区の主婦会館プラザエフで、提訴を希望する患者らへの説明会も開く。原告になるための条件や訴訟の経緯を説明するほか、弁護士による個別の相談も受ける。

　相談は電話０３（５２６９）３５１１、訴訟説明会の問い合わせは東京法律事務所、０３（３３５５）０６１１。

共同通信

治すための薬なのにね。

石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）のヘリル議長（アルジェリア・エネルギー・鉱業相）は１９日、９月の総会で増産決定をする可能性は低い、との見解を示した。議長は記者団に対して「増産決定するとはとは思わない」と述べた。

　さらに「ＯＰＥＣが９月前に会合を開くことはない。９月９日の会合は決定済みで（それ以前の）会合はない」と述べた。

　そのうえで「加盟国は見解や意見を交わしている。増産する必要があるかどうか、正しい決定をするため９月まで待つ」と述べた。

ロイター

また値上がりするかもってこと？

発達の遅れを伴うてんかん「大田原症候群」の原因遺伝子を、松本直通横浜市立大教授や山形大などのチームが発見、１１日付の米科学誌ネイチャージェネティクス電子版に発表した。

　チームの才津浩智横浜市大助教は「この遺伝子によってつくられるタンパク質が正しく働くようにする物質を見つけられれば、治療薬開発につながる可能性がある」と話している。

　大田原症候群は主に新生児期に発症し、薬が効きにくい。患者は１０万人に１人以下とみられる。

　チームは患者１人の遺伝情報を解析し、染色体の一部が欠けていることを見つけた。そこに存在するはずの遺伝子のうち、脳で働く「ＳＴＸＢＰ１」に着目。１３人の患者を調べたところ、４人で変異があった。健康な人には変異がなかったことから、原因遺伝子の１つと判断した。

共同通信

まずは発見するところからだよね。

　参拝客が投げるさい銭を長年浴びて表面が傷んでいた京都市東山区の清水寺の大黒天像が修復され、像に魂を入れ直す「修復開眼法要」が６日営まれた。

　寺の依頼を受けた京都伝統工芸大学校（京都府南丹市）の教授や学生ら約３０人が修復。約８カ月かけて漆を塗り直し、蒔絵の技法も駆使して朱、金、黒の鮮やかな色合いと福々しい笑顔を復元した。

　生まれ変わった大黒天像を学生らが担いで本堂に安置し、森清範貫主が約２０分にわたり法要。森貫主は「往事の姿に戻り誠にありがたい。多くの人に参ってほしい」と話した。

　大黒天像は室町時代の作とされる木像で、高さ１１３センチ、重さ３１０キロ。「出世大黒」の名で親しまれている。

共同通信

修復するのって大変な作業だよね。