大阪府の橋下徹知事は２４日、府議会の総務常任委員会で、テレビ番組に出演した際、それが公務でないなら出演料を受け取る考えを明らかにした。ただ、「出演料（の額）は公にする」と委員会終了後、記者団に語った。

　府は橋下知事のテレビ出演について、報道番組を公務とする一方、情報番組は内容に応じて公務と公務外とに分け、バラエティー番組は公務外とした。府によると、公務の場合、出演料は発生しない。

　民主党府議は、橋下知事が先の代表質問で「３６５日２４時間公人だ」と答弁したことを取り上げ、「出演料は取らないのが常識ではないか」と指摘。これに対し、橋下知事は「それは委員の常識であってわたしの常識ではない。（出演料をもらうかどうかは）発言や番組の内容で個別に判断する」と反論した。

時事ドットコム

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